事業概要
本事業の目的
近年、平均在院日数の短縮化等や、多職種連携・在宅復帰促進等により、看護職員の業務負担が増加しています。他方で、超少子高齢化が進み人口減少社会の局面に入った日本において、大幅な看護職の養成も困難になってくることが予想されます。
さらに、「経済財政運営と改革の基本方針2018」(2018年6月15日閣議決定)においても、「人手不足の中でのサービス確保に向けた医療・介護等の分野における生産性向上を図るための取り組みを進める」とされたことを踏まえ、看護職がより専門性を発揮できる働き方の推進や生産性の向上、看護サービスの質の向上を図るため、看護業務の効率化に向けた取り組みを推進する必要があります。
「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」の実施目的は、看護職がより専門性を発揮できる働き方の推進や生産性の向上、看護サービスの質の向上を図るための看護業務の効率化に関する先駆的な取り組みを広く募集し、その中から汎用性が高く効果のある取り組みを選考・表彰し、周知していくことです。
看護業務の効率化 先進事例アワード
看護職が勤務している医療機関・介護保険施設等において、直近3年以内に看護業務の効率化において優れた成果・効果をあげている取り組みや、それにより医療・看護サービスの充実を実現した事例を広く募集しています。
※「看護業務の効率化先進事例アワード2021」の募集受け付けは終了しました。
選考結果は以下からご確認いただけます。
試行支援事業について
過年度本事業で先進的な事例として選定された取り組みを試験的に実施する施設等を公募形式で募集し、支援を行う「試行支援事業」を実施します。参加施設に対しては、過年度受賞施設・有識者等からのコンサルテーション(相談・助言)および事業にかかる費用の一部負担(上限50万円)を行います。
※2021年度の募集受け付けは終了しました。
事業概要および応募方法はこちらから
過年度試行支援事業参加施設の取り組みは以下のリンクからご覧いただけます。
表彰式・事例報告会の開催
看護職が勤務している医療機関・介護保険施設等において、看護業務の効率化に関する優れた成果をあげ、医療・看護ケアサービスの充実を実現した取り組みの表彰および事例報告会を開催しています。
2021年度の表彰式・事例報告会
2021年度は、新型コロナウイルス感染症等の状況を鑑み、ハイブリッド形式で開催。受賞施設および報告会発表者など関係者らが会場参集し、一般の方々はオンラインで参加しました。参加者からのコメントや質問などをチャットで募集し、ご紹介しました。



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